いろいろな素数

イデアルが一体何なのか全く分からず話が進んでいるので、歴史的な経緯なんかを知ろうと思い『カッツ 数学の歴史』の「19世紀の代数学」の部分を読む。普通の整数の場合、2は素数だが、整数を係数とする複素数(ガウス整数)で考えると2は合成数だとかから始まって、4n+1の形の素数はそっちでは素数ではないとか4n-1の形の素数はそうだ、とかいろいろ読めて面白かった。結局イデアルについてはあんまりよくわからずじまいなのだが多分そんなに気にするほどのことではなくて、使い倒している内に見えてくるだろう。定義とにらめっこしたってしょうがない。