なぜか突然、昔のことを思い出す

大学院の最初の頃の授業(ミクロ経済学)で効用関数がquasi-concave functionであることと無差別集合*1が凸集合であることが同値であることを示せ、という宿題が出て目が点になったことを突然思い出した。しかも、本当に最初の頃の宿題だったと思う。その頃は「経済学は数学の一分野だったのか」と思ったよ。

今思えば、良い問題だったのかなと思うが、当時はまだn次元で考えるのに慣れていなくて、2次元でしか考えていなかったから、「図で考えれば当たり前じゃん」とか思って全然わからなかった。というか、そもそも「証明する」ってこと自体に慣れてなかった。

*1:正確には無差別集合ではなく、upper contour setだな